今更なんですけど、でもよく聞かれそうな質問ですね・・・
パーマをかける人が何年か前よりも増えてきたような気がします。
今は薬剤の向上、美容機材の豊富さでいかにダメージレスで長持ち、しっかりしたスタイルにするかなど多種多様なことが昔よりはできるようになりました。
美容師自体悩みどころではありますが、
こんな記事も
パーマを同じように当てても、人によりパーマのあたり具合が緩くなるまでの時間にかなり差が出ます。
健康的で頑丈過ぎる髪質(パーマ液が浸透しにくい)わけでもなく、パーマ当日の髪の扱いにも気を使っているのに、なぜかすぐに取れてしまう...
こんな髪の場合、根本的にパーマ後の髪の修復ができていない、傷んだままで過ごしている、その後のシャンプー・トリートメントでパーマを弱くしていることが考えられます。
一般的なパーマがかかる仕組み
まず、パーマは簡単に言うと以下の仕組みでかかります。
1.アルカリ性のパーマ液で髪表面のキューティクル同士の隙間を開ける
2.髪内部にパーマ液を浸透させ、髪の形を変形させます
3.酸性の液でアルカリ状態の髪を元に戻し、キューティクルを元に戻します
※逆に酸性パーマというのもありますが、あまり行われていません。
キューティクルの隙間が開いているとパーマは取れやすくなる
髪は本来キューティクルが重なりあい、髪の内部が侵食されないように保護してくれています。しかしそれではパーマ液が浸透しないので、アルカリ液で隙間をこじ開けて髪内部に影響を与えられる状態にしてあげます。
しかし、このキューティクルの開きが元に戻りきっていないと、髪内部に影響が出やすい状態が続くため、パーマが取れやすい状態が続くということになります。
そもそも美容師に問題があることもあるらしい
まず、このキューティクルが開いていない状態にどこまで戻せるかは、パーマを掛けてもらった美容室により差が幾分出ることになります。稀にかなりいい加減な処理をする美容師もいるそうです。
ただ、完全な処置をしてもらっていても、髪のキューティクルは閉じきっていない状態が続くので、自宅でのシャンプーしだいでパーマがどんどん取れていくこともあります。
髪の毛をいつまでも濡らしておかないこと
また、髪の毛が濡れている状態でもキューティクルに隙間ができている状態となります。パーマ後はあまり髪が濡れたままにしないことが大切です。
アルカリ性シャンプーでパーマは弱くなる
市販のシャンプーが髪に良くないとは言われますが、これは洗浄力の強いアルカリ性のシャンプーが多いためです。市販のシャンプーは洗浄力を優先させることで、髪の毛がしっかり綺麗になっていると感じてもらえたほうが売れるため、アルカリ性の性質を持たせているためです。
先ほどの話のように、パーマはアルカリ性の溶液でキューティクルの隙間を開けましたので、弱酸性の状態に髪を戻してやらないと、髪内部が影響を受けやすくてパーマが取れやすいことになります。
パーマ当日はシャンプーしてはならないとよく言われますが、軽いシャンプー程度なら本来はパーマに影響しないという意見もあります。ただ、アルカリ性のシャンプー剤だと、その影響は大きくなるものと思われます。
つまり、弱酸性のシャンプーを使う、これは必須事項でしょう。
シリコン系トリートメントは髪が重くなる
また、トリートメントにも注意が必要です。
一般に売られているトリートメントはシリコンが含まれているのですが、これが髪につくと髪1本1本に思っているより重さがかかり、パーマのウェーブが髪の毛自らの重さで垂れてしまいます。
髪の潤いはシリコンではなく、髪本来の適切な水分と脂分量をキープできるトリートメントが必要です。
弱酸性・非シリコンのシャンプートリートメント
以上のように、パーマが取れやすい状態には、誰もがパーマ直後に一度はなります。
問題はその後。自宅に戻ってからの日々のシャンプー、トリートメントしだいで、パーマの持ちが相当変わってくることになるのですが、先ほどの弱酸性、非シリコンのシャンプートリートメントというのは、ダメージヘア、髪の状態に満足できていない人のために選ばれるものです。
つまり、パーマを長持ちさせたい人も、このダメージヘア用のシャンプーを使用すればいいということになります。これまで使っていたシャンプートリートメントに悪影響の原因があるのなら、ダメージヘア用のシャンプートリートメントに変えることで、パーマの持続に実感を持つことができると思います。
どうでしたか??
わからない、もしくはもっとよくしたい方は是非ご相談を!
パーマをかける人が何年か前よりも増えてきたような気がします。
今は薬剤の向上、美容機材の豊富さでいかにダメージレスで長持ち、しっかりしたスタイルにするかなど多種多様なことが昔よりはできるようになりました。
美容師自体悩みどころではありますが、
こんな記事も
パーマを同じように当てても、人によりパーマのあたり具合が緩くなるまでの時間にかなり差が出ます。
健康的で頑丈過ぎる髪質(パーマ液が浸透しにくい)わけでもなく、パーマ当日の髪の扱いにも気を使っているのに、なぜかすぐに取れてしまう...
こんな髪の場合、根本的にパーマ後の髪の修復ができていない、傷んだままで過ごしている、その後のシャンプー・トリートメントでパーマを弱くしていることが考えられます。
一般的なパーマがかかる仕組み
まず、パーマは簡単に言うと以下の仕組みでかかります。
1.アルカリ性のパーマ液で髪表面のキューティクル同士の隙間を開ける
2.髪内部にパーマ液を浸透させ、髪の形を変形させます
3.酸性の液でアルカリ状態の髪を元に戻し、キューティクルを元に戻します
※逆に酸性パーマというのもありますが、あまり行われていません。
キューティクルの隙間が開いているとパーマは取れやすくなる
髪は本来キューティクルが重なりあい、髪の内部が侵食されないように保護してくれています。しかしそれではパーマ液が浸透しないので、アルカリ液で隙間をこじ開けて髪内部に影響を与えられる状態にしてあげます。
しかし、このキューティクルの開きが元に戻りきっていないと、髪内部に影響が出やすい状態が続くため、パーマが取れやすい状態が続くということになります。
そもそも美容師に問題があることもあるらしい
まず、このキューティクルが開いていない状態にどこまで戻せるかは、パーマを掛けてもらった美容室により差が幾分出ることになります。稀にかなりいい加減な処理をする美容師もいるそうです。
ただ、完全な処置をしてもらっていても、髪のキューティクルは閉じきっていない状態が続くので、自宅でのシャンプーしだいでパーマがどんどん取れていくこともあります。
髪の毛をいつまでも濡らしておかないこと
また、髪の毛が濡れている状態でもキューティクルに隙間ができている状態となります。パーマ後はあまり髪が濡れたままにしないことが大切です。
アルカリ性シャンプーでパーマは弱くなる
市販のシャンプーが髪に良くないとは言われますが、これは洗浄力の強いアルカリ性のシャンプーが多いためです。市販のシャンプーは洗浄力を優先させることで、髪の毛がしっかり綺麗になっていると感じてもらえたほうが売れるため、アルカリ性の性質を持たせているためです。
先ほどの話のように、パーマはアルカリ性の溶液でキューティクルの隙間を開けましたので、弱酸性の状態に髪を戻してやらないと、髪内部が影響を受けやすくてパーマが取れやすいことになります。
パーマ当日はシャンプーしてはならないとよく言われますが、軽いシャンプー程度なら本来はパーマに影響しないという意見もあります。ただ、アルカリ性のシャンプー剤だと、その影響は大きくなるものと思われます。
つまり、弱酸性のシャンプーを使う、これは必須事項でしょう。
シリコン系トリートメントは髪が重くなる
また、トリートメントにも注意が必要です。
一般に売られているトリートメントはシリコンが含まれているのですが、これが髪につくと髪1本1本に思っているより重さがかかり、パーマのウェーブが髪の毛自らの重さで垂れてしまいます。
髪の潤いはシリコンではなく、髪本来の適切な水分と脂分量をキープできるトリートメントが必要です。
弱酸性・非シリコンのシャンプートリートメント
以上のように、パーマが取れやすい状態には、誰もがパーマ直後に一度はなります。
問題はその後。自宅に戻ってからの日々のシャンプー、トリートメントしだいで、パーマの持ちが相当変わってくることになるのですが、先ほどの弱酸性、非シリコンのシャンプートリートメントというのは、ダメージヘア、髪の状態に満足できていない人のために選ばれるものです。
つまり、パーマを長持ちさせたい人も、このダメージヘア用のシャンプーを使用すればいいということになります。これまで使っていたシャンプートリートメントに悪影響の原因があるのなら、ダメージヘア用のシャンプートリートメントに変えることで、パーマの持続に実感を持つことができると思います。
どうでしたか??
わからない、もしくはもっとよくしたい方は是非ご相談を!